今回は動吻動物(どうふんどうぶつ)です。
体長一ミリ以下の無脊椎(むせきつい)動物です。熱帯や深海などの泥の中などさまざまなところに生息します。
動物動物、かと思ったよ。
動吻(どうふん)って何よ?
まず、「吻」(ふん)は、無脊椎動物の場合、口周辺の管をそう呼んだりします。
何それ!脊椎動物は違うの!?しかも、呼んだりするって、呼ばないこともあるの?!
魚などは、目より先の部分は「吻(ふん)」と言います、ですからノコギリザメは「吻(ふん)」が大変長いです。象の鼻もそうです。
え、じゃあ「動吻動物(どうふんどうぶつ)」はそれが動くって事?!
動きます、動吻動物(どうふんどうぶつ)は、それで泳ぎます。
本当に、口なの?
プランクトンですから、もう何がなにやら判らないですけどね。
口で泳いだら、もう口じゃないでしょ。
とにかく、口の辺を動かして泳ぐんです。そのあたりの管を「吻(ふん)」って言う訳です。
触手じゃないの?
まあ、微妙な所です。
蝶の口の辺りのストローみたいな部分も「吻(ふん)」と言います。
あ、あれは口だよね。
何で、これだけ納得なんですか?
直感的に。あと、あれで泳がないし。