今回は北轅適楚(ほくえんてきそ)です。
目的と行動が一致しないこと、です。
この漢字でそうなの?
「轅(えん)」は車の「ながえ」です。かじを取る棒、です。
昔の「牛車」とかの牛とか馬を付ける所か。
その「ながえ」が北に向いているのに、南の国の「楚」へ向かう、ということです。
そんなことしないでしょ。
だから、間違えているよ、ということですね。
でも、目的と違うこと、って結構しちゃうよね。
問題の本質をつかむ、ということはナカナカ難しいことですよね、本質を理解しないで計画を立てると本末転倒な、誤った計画を作ってしまうことはよくあることです。
出典は「申鑒(しんかん)」でした。
「鑒」って字難しいな!
「鑒(かんが)みる」って使い方が多いですかね。
「鑑(かんが)みる」って書くよ。
どっちでもいいんですよ。でも「鑑みる」の方が良いですね、伝わりやすいと思います。