かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

名垂竹帛(めいすいちくはく)

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f:id:KAERUSAN:20190802212727g:plain 今回は名垂竹帛(めいすいちくはく)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213640g:plain 後世に立派に名を残す、歴史に素晴らしい実績を残すこと、です。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213417g:plain ちくはく?

 

f:id:KAERUSAN:20190802213202g:plain 竹と、絹です。昔は紙が無かったですから。竹とか絹に書いたんです。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213542g:plain ですから、名垂(めいすい)は名を残す、ということです。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213731g:plain 名を垂(た)れる、で名を残すって、ソースをこぼしたみたいな感じ?

 

f:id:KAERUSAN:20190802213417g:plainf:id:KAERUSAN:20190819200914g:plain落ちないしf:id:KAERUSAN:20190819200914g:plain

 

f:id:KAERUSAN:20190802214213g:plain  ただ、この言葉は良くある言葉でしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213908g:plain まあ、歴史に名を残したい、なんてどこにでもありそうな願望だもんね。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213202g:plain ですから出典が難しいです。「後漢書」では「倶立功名 當垂竹帛」とありますので、「後漢書」と言ってもいいでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213940g:plain 「呉越春秋」には「聲可托于弦管、名可留於竹帛」とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20190802214213g:plain どちらも後漢の頃の書物です、新しい所では「三国演義」には「名垂竹帛(めいすいちくはく)」とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20190802214417g:plain どれでもいいけど、じゃあ、それかな。

 

f:id:KAERUSAN:20190802213542g:plain そうですね、ただ、新しいですから出典は「後漢書」とする気持ちも判りますよね。

 

f:id:KAERUSAN:20190802214213g:plain とにかく、

 

f:id:KAERUSAN:20190802212727g:plain 出典は「三国演義」でした。