今回は抜本塞源(ばっぽんそくげん)です。
災いをもとから取り除く、という意味です。
「抜本」は、本から抜くですから、抜く、と言う所から問題を取り除く時に使うのが普通です。
ああ、「根本的な間違い」とは言うけど「抜本的な間違い」とは言わないね。
ただ、この言葉の元の意味は「木を根から抜いて、水源を塞ぐようなことをしちゃだめよ」って感じで使われています。
え!じゃあ、意味が変わっちゃったんだ。
変わっちゃってますね。
今は「災いをもとから取り除く」って感じでいいんでしょ?
その通りです、そうやって使ってください。
出典は「春秋左氏伝」でした。