かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

四字熟語(よじじゅくご)

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f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 今回は四字熟語(よじじゅくご)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190328232129g:plain 四文字の漢字で構成された熟語、学術用語ではないのできちんとした定義はありません。ただ、中国の故事などから引用されたものなどが四字熟語らしい四字熟語、と言うイメージはあると思います。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233632g:plain 定義が難しいよね。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234111g:plain アレコレ言った所で趣味の違いでしかありません、中国の故事にこだわる人も居ますが、既に日本で出来た四字熟語もたくさん流通しており、その後、中国で使われるようになったものもあります。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234845g:plain 西洋の言葉を翻訳して出てくる四字熟語などもあります「疾風怒濤(しっぷうどとう)」などがそうです。ドイツの言葉が元になっています。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233632g:plain そう言えば「一石二鳥(いっせきにちょう)」もイギリスの言葉が元かな。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234957g:plain 言葉の定義、と言うのは簡単なものではなく、見た瞬間漢字から意味をそのまま推察できる「高速道路(こうそうくどうろ)」などはダメだ、などと言う人も居ますが、「一望千頃(いちぼうせんけい)」だって、一目で遠くまで見渡せることは判ります。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234111g:plain 簡単な言葉に故事があればどうなのか、などと言い出したらキリがありません。線引きのしようがありません、線を引いた途端に、じゃあ、これは、あれは、となってしまうのです。

 

f:id:KAERUSAN:20190328231523g:plain 教訓がある、なんて言うのもダメか。

 

f:id:KAERUSAN:20190328230619g:plain そうなると、先ほどの「一望千頃(いちぼうせんけい)」などもダメですね、漢字検定などに出て来る四字熟語ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20190328230424g:plain あんまり神経を尖らすことでもないのか。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain まあ、そう言う考え方も出来ますね。

 

f:id:KAERUSAN:20190329162632g:plain かえるさんは、どう考えているの?

 

f:id:KAERUSAN:20190328234111g:plain 個人的な意見ですか、四文字の漢字で、漢字の意味や言葉以上の何かを考えさせる、感じさせることが出来る言葉、と考えています。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234845g:plain だから、当時は何でもなかった言葉でも、後には時代を感じさせる言葉になった言葉なども含めています。「公衆電話(こうしゅうでんわ)」などもその1つと考えています。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233632g:plain なるほどね。