寵辱若驚（ちょうじょくにおどろくがごとし）

寵辱若驚

　今回は寵辱若驚（ちょうじょくにおどろくがごとし）です。

　老子の言葉で人は、いちいち人の評価に一喜一憂することを言っています。

　まあ、そういうもんだよね。

　でもそんなことをまるで自分の身体かのように心配して生きるのはバカバカしいことです。

　でも、ナカナカね。

　でも、その評価に意味はあるのか、それに向かって消耗して本望なのか、ってことです。

　自分のことさえ判らない人には逆に大きなことは任せられない、と老子は言っています。

　出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。