かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

揣而鋭之(きたえてこれをするどくす)

揣而鋭之

 今回は揣而鋭之(きたえてこれをするどくす)です。

 

 刃物を鋭くすること、です。

 

 じゃあ、良いことだね。

 

 よく切れるでしょうが刃物は長持ちはしません。

 

 まあ、そうだけど、じゃあ、どうすればいいの?

 

 ほどほどにしろということです。「揣而鋭之」の後には「不可長保」と続きます。

 

 いつもいつも尖っていては身が持たない、ってことか。

 

 出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。