
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山水蒙 二爻 象伝」です。

二爻は「包蒙 吉 納婦 吉 子克家」もうをつつむ きち つまをいる きち いえをよくす。です。
象伝では「象曰 子克家 剛柔接也」しょうにいわく こいえをよくす ごうじゅうまじわるなり。
「克家」は「いえをおさめる」という意味です。ですから、「二爻」は子でありながら、しっかり家を治める、それは「剛柔」バランスよく「蒙」を「包み込む」からである、と言っています。
「二爻」は「中」を得ていますからバランスが非常に大切で、「五爻」を良く助けるからです。
なるほど、「二爻」と「五爻」は位は正しくないけど応じてるんだね。
そういうことです。





