
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山水蒙 初爻 象伝」です。

初爻は「発蒙 利用刑人 用説桎梏 以往吝」もうをひらく もってひとをけいするによろし もってしっこくをとく もってゆけばりん。です。
象伝では「象曰 利用刑人 以正法也」しょういわく もってひとをけいするによろし もってほうをただすなり。
師匠が弟子を教える「山水蒙」でも「初爻」ですから、まずは「法」決まりをしっかりすることが大切な段階です。
教わる側のレベルも初期段階ですから、まずは決まりをしっかり教える、だから間違っている時には明確に教えることを「人を刑する」と言っています。
なるほど、最初に甘やかすのは良くないってことか。
ただ、憎くてそうするわけではないので、形は必要最小限にして、理解したら刑を外してあげることが重要です。
師匠と弟子の関係は簡単じゃないんだね。
そういうことですね。





