今回は度徳量力(どとくりょうりき)です。
自分や他の人の徳や実力を考えることです。
ついつい過大評価してしまうよねー。
自分ですか、他者ですか。
どっちもだよー、仕事の時に、自分で出来ると思っても出来なかったり、他の人も思ったほど出来てないなー、みたいな。
じゃあ、小さく見積もればいいかって言うと、そんなに簡単でもない。
確かに、人の力を量るのは難しいですね。自分を基準にしてしまいますしね。
この言葉の出典は「春秋左氏伝」です。
「度徳而処之、量力而行之」とあります。
なるほど。
ちなみに「三国志」には「孤不度徳量力」とあります。
「三国志」の中でも有名な、劉備が諸葛孔明に会って教えを乞うシーンで、「自分が身の程知らずで失敗続き」という様なことを言う所です。
「三顧の礼」の所だね。劉備が諸葛孔明の所に三回行って部下になってもらう所だ。
文章としては「度徳量力(どとくりょうりき)」が出来てない感じだね。
そうですね。
出典は「春秋左氏伝」でした。