今回は春蘭秋菊(しゅんらんしゅうぎく)です。
咲く季節などの違いはあれど、どちらも素晴らしく捨てがたい、ということです。
どっちもいいな、ってことか。
そういうことです。
出典は一般的に「楚辞」になります。
春蘭兮秋菊 長無絶兮終古 とあります。
ちなみに唐の時代の石貫の詩には 春蘭秋菊異時榮 とあります。
あら、いつものパターンだ。でも「楚辞」の方が有名だし、
有名かどうかで決めては良くないでしょうが、
言っている内容も同じような使い方で、古さも「楚辞」が勝ってますし、やはり意味も大切ですよね。
花がきれい、なんて昔からみんな思ってたことだしね。
詩や文章の中での使い方なども大切ですよね。
出典は「楚辞」でした。