今回は報怨以徳(ほうえんいとく)です。
恨みに対して、徳で報いること、です。
なにそれ?キリストさんかな。
老子です。
恨みに対して徳で報いたら、どんどん悪いことされちゃうじゃん。
相手が思い直すと信じているんですね。
まあ、仕事をサボっても徳で報いてもらいたいけどね。
でも、大丈夫、怒られない!と思ったらまたサボっちゃうけど。
だから孔子は徳には徳で報い、怨みには「直」で報いる、と言っています。
「直」?
イロイロな意見があるのですが、誠実にまっすぐ、と言ったところでしょうか。
怨みには怨みで、ってことじゃない?
そういう説もありますが、それじゃ普通の人じゃないですか。
出典は「老子」でした。