かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

相如四壁(しょうじょしへき)

相如四壁

 今回は相如四壁(しょうじょしへき)です。

 

 司馬相如という偉い人が若いころは、壁しかないような貧しい家に育って苦労したが立派になった、というお話です。

 

 そりゃ、大変だったねぇ。

 

 まあ、貧しい人が偉くなったね、ってことですな。でもこういう話ってどうすればいいの?何が言いたいの?

 

 貧しくても頑張れば良くなれる、希望を持て、というお話です。

 

 でも、珍しいから四字熟語になってるんじゃないの?

 

 その通りです。

 

 この言葉は「史記」にある言葉ですが、 相如乃與馳歸成都 家居徒四壁立 とあります。

 

 壁しかなくて貧しい、ということでは「家徒四壁」という言葉もあります。家にはただ四方壁しかない、ということです。

 

 ふーん。まあ、貧しくて壁しかない、ってことだ。まあ、ミニマリストかもしれないけど。

 

 「四壁(しへき)」という言葉もあります。

 

 出典は「史記」でした。