今回は竹頭木屑(ちくとうぼくせつ)です。
役に立たないと思うものも使い道があること、または、全然役に立たないもの、のことです。
船を作った時の、あまった竹と木屑を取っておいてあとで利用したお話が元になっています。
何に使ったの?
木屑は、雪でぬかるんだ道に撒いて歩きやすくして、竹は再び船を作る時に、釘として使いました。
うーん、保管料とどっちが上なのか気になる。
このお話は「世説新語」と「晋書」の両方に出ています、内容は完全に一緒です。
出典は「世説新語」でした。