今回は泥中之蓮(でいちゅうのはす)です。
蓮は、泥の中で育って美しい花を咲かせること、転じてどんな望ましくない環境でも美しい心を育むことが出来る、という意味です。
そうは言うけども、限度があるよ。
まあ、言いたいことは判ります、食料もままならないと礼儀どころじゃないとも言えますね。
う、そこまでは大変じゃないけど、あれこれ文句があるよ。
人の不満の多くは、自分がやりたいことをガマンしたことによって、それを他人に実行させようとする時に怒ったりイライラするものですから、不満を解消したければ自分が実行するのが現実的です。
自分が出来ないから人にやらせようとする、そういうことあるね。
出典は「維摩経」でした。