今回は蒙霧升降(ふかききりまとう)です。
七十二候の1つで、二十四節季の立秋のうちの末侯にあたります。だいたい、8月18日から22日くらいの期間です。七十二候は二十四節季を3つに分けたものです。もうむしょうこう、とも読みます。
まだまだ夏って感じだけど、暦の上では秋なのね。
早朝には、霧(きり)が立ち込める季節になってきた、ということです。
霧(きり)とか靄(もや)とか霞(かすみ)とか良く判らないけど。
霧(きり)と靄(もや)は同じ現象ですが、視界が1キロメートル以下だと霧(きり)、10キロメートル以下だと靄(もや)です。
靄(もや)は薄いから遠くまで見えるんだ。
霞は、気象用語ではなく春の季語です。
あ、そーなの。
その次は「綿柎開」(わたのはなしべひらく)です。だいたい、8月23日から27日くらいの期間です。
わたのはな、しべ、ひらく?
柎(しべ)は、花の萼(がく)のことです。
綿花の柎(しべ)が開くと、綿毛が見えてきます。
そういう季節なんだ、実感無いけど。