今回は読書尚友(どくしょしょうゆう)です。
読書を通じて昔の賢人と友人になる、ということで、深く学問を理解すること、を意味します。
エア友達ってことかな?
ちょっと違いますね、昔の本を読む時もただ文章を読むのではなく、時代背景や著者の人柄などを知ることでさらに本の文章の意味が判る、というようなことです。
なるほど。「尚友(しょうゆう)」って?
「尚」は普通は、大切にする、その上、などの意味で使われますが、古い、久しい、というような意味もあり、司る、好む、希望する、などの意味もあります。
へー。
「尚友」は古くさかのぼって友とする、という意味です。
相手の気持ちは無視して?
まあ、そうですけど、本を書いた人ですから、一生懸命勉強してくれるのは嬉しいでしょう。
それとこれとは違ってて、なんかウマが合わないかもしれないじゃん。
もういないですから。
えー!勝手に友達はちょっとなぁ。
友達になったと思うくらい深く学ぼうって言ってるだけですから。
出典は「孟子」でした。