今回は門外不出(もんがいふしゅつ)です。
重要なものを、むやみに人に見せたり、外に持ち出したりしないこと。
普通だな、知ってるよ。
今回のポイントは「無闇・無闇(むやみ)」です。
へー、むやみって漢字でそう書くんだ、どっちでもいいのね。
ところでなんで?
この言葉の解説は、重要なものを、人に見せたり、外に持ち出したりしないこと。ってなっているものが多いんです。
それだと、重要な歴史資料など、1回部外者に見せたら、もう門外不出と言えなくなります。
なるほど、そこで、無闇って付けたんだ。
だって、歴史資料を歴史学者に1回見せたら、見せちゃったからもう門外不出じゃないんです、って言っているの見たことありますか?
たしかに、一般公開してなきゃ、おおかた門外不出だよね。
無闇は、結果を考えずに、後先を考えずに、度を越えて、と言う意味で、結果、後先を考えず一途に、と言うような意味もあります。
どこまでが門外不出って難しいね。
なんかありがたい感じ、ってことでいいんじゃないですかね。けっこう大げさに聞こえていいですよね。
出典はわかりません。