今回は黄茅白葦(こうぼうはくい)です。
荒れた、やせた地のことです。
「かや」と「あし」はやせた地にも生えるからか。
そうです、この言葉はもとは詩人の蘇軾(そしょく)の手紙の言葉で、弟子の張文潜(ちょうぶんせん)にあてた手紙の言葉です。
偉い政治家の王安石(おうあんせき)が自分の考え方を科挙(国家試験)に反映せさようとしてる。として、学問の自由が失われるという意味で「黄茅白葦(こうぼうはくい)」の地になってしまう、と言ったのが初めです。
おー、なるほどね。新たなものが育たない、と言う意味での不毛の地を意味していたんだね。
そうです。王安石(おうあんせき)は改革をたくさんしたので、結構恨まれていたんですよね。唐宋八大家の1人で、学問の世界でも、とても有名な人物です。
出典は蘇軾(そしょく)の手紙「答張文潜書」でした。