かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

黄茅白葦(こうぼうはくい)

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f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 今回は黄茅白葦(こうぼうはくい)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 荒れた、やせた地のことです。

 

f:id:KAERUSAN:20190204150749g:plain 「かや」と「あし」はやせた地にも生えるからか。

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain そうです、この言葉はもとは詩人の蘇軾(そしょく)の手紙の言葉で、弟子の張文潜(ちょうぶんせん)にあてた手紙の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204185636g:plain 偉い政治家の王安石(おうあんせき)が自分の考え方を科挙(国家試験)に反映せさようとしてる。として、学問の自由が失われるという意味で「黄茅白葦(こうぼうはくい)」の地になってしまう、と言ったのが初めです。

 

f:id:KAERUSAN:20190204150749g:plain おー、なるほどね。新たなものが育たない、と言う意味での不毛の地を意味していたんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20190204151446g:plain そうです。王安石(おうあんせき)は改革をたくさんしたので、結構恨まれていたんですよね。唐宋八大家の1人で、学問の世界でも、とても有名な人物です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 出典は蘇軾(そしょく)の手紙「答張文潜書」でした。