今回は管鮑之交(かんぽうのまじわり)です。
くだ、と、あわび、のまじわり!!なんかの料理かな?
ちがいまーす。人名です。古代中国の管仲(かんちゅう)と、鮑叔牙(ほうしゅくが)が大変仲が良かったことから、友情のお手本的な意味で、お互いに理解している、大変深い友情という意味です。
超大親友ってだけ?!まじで、それだけで四字熟語になっちゃったの?
もちろん、そうではありません。親友の2人が敵同士になったのですが、結果、勝った鮑叔牙が、管仲を助け、2人の力で、鮑叔牙の主人である桓公(かんこう)は、覇者となります。
へー、とにかく、大成功したんだ。すごいね。
そうなんです。すごいんです。しかも、この助けた方の鮑叔牙は、管仲の下で働いたんです。
まじで!!おかしくない?
管仲って、その位すごい人だったし、鮑叔牙はその事を一番知ってましたから。立場も状況も、関係なく2人の友情はとっても、かたいものだったのです。
感動した!!超、理想的だわ!!
出典は「史記」でした。