今回は千慮一失(せんりょいっしつ)です。
あー浅慮じゃないんだね、千慮なんだ。慮は、慮る、おもんぱかる。思いをめぐらす。ってことだ。
そうです、意味は、どんなに頭のいい人でも、アクシデントや、間違いは有ると言うことです。いつも、よくよく考える人でも、ミスはある。と言うことです。中国の漢王朝を築いた劉邦の部下、韓信の言葉です。
そうだよね、経済学者とか、意外と当たってないもんね、起こったことは上手に説明するけど、未来のことはいつも当たってないよ。
まあ、頭が良くても、分からない事もある。ってことですね。でも千慮一失は、たまには見落としもある、ってことです。
智者も千慮に一失あり、愚者も千慮に一得あり、と言うことです。
おばかさんでも千慮に一得あり。千個考えて一個じゃ効率悪いな。
ホントに千じゃなくて、たくさんってことですね。
出典は「史記」でした。