今回は一日千秋(いちじつせんしゅう)です。
一日が千の秋のように長く感じる。すごく待ち遠しいということ、ですな。でも、なんか長すぎて、どうでも良くなるね。
実はもとは、一日三秋なんです。中国の古典、詩経に出ております。
なんだ、そうか、ちょうどいいじゃん、一日が三年のようだ、う~ん、しっくりくる。
ちょっと譲ることを、一歩譲って、とか言うのを、百歩譲ってとか、言う人いますよね。
なるほど、そういう感じで増えちゃったんだね。そういえば、いちにちせんしゅう、って言う人もいるよね。
差し支えないみたいですよ。ちなみに一刻千秋なんて言葉もあります。
出典は「詩経」でした。(一日三秋)