今回は一栄一落(いちえいいちらく)です。
人生には良い時も悪い時もある、と言うことです。
まあ「盛者必衰」みたいなものだね。人生には栄える時も、屈辱に悲しむ時もある。
こう言う言葉は、とっても多いよね。
多いですね、辛い時には、考えすぎてもいけない、良い時にも、驕(おご)ってはいけない、と言うのは人生の真理と言えますね。
10世紀のころ、一度は栄光を極めた菅原道真(すがわらのみちざね)が藤原氏に破れ、左遷された先に詠んだ漢詩で、
「駅長莫驚時変改 一栄一落是春秋」と詠んでいます。
同情してくれた知り合いに、時が流れ、変化して行くことは自然なことだ、と言うような意味ですね。
菅原のみっちゃん、本当にすごかった人だね、今は学問の神様だね、
みっちゃんって。