今回は七転八倒(しちてんばっとう)です。
大変激しく苦しむこと、です。
え、そうなの?転んだり、倒れたりすることじゃないの?
そんなこと普通起こらないでしょ。この言葉の説明では、何度も起き上がったり、倒れたりすること、みたいな漢字のまま書いたものも見かけますけど。
そんな狭い意味じゃ使うシーンは一生訪れないか。
実際にどういうシーンで使うか?が四字熟語の説明には必要でしょ。
確かに、漢字のままの意味じゃ、七転八起は不可能だもんね。
大げさに伝えたりすることで強調する為に使うわけですから。
そうか、サルも木から落ちる、ってことわざがあるけど、意味に、サルが木から落ちること、って書いたら間違いだもんね。
そうですね、名人でも失敗することがある、って意味ですからね。
なるほどね。
出典は「朱子語類」でした。