今回は「六親不和(りくしんふわ)」です。
親族が仲が良くないことです。
まあ、辛いことだね。
この言葉は「老子」の18章の言葉で、家族が仲が悪いからこそ、孝行息子などが出てくる、という文脈です。
どういうこと?
人の自然な「道(タオ)」が守られていれば、孝行息子や忠臣など、そんなものは当たり前で、もてはやされない、ということです。
まあ,そうかもだけど。
こざかしい知恵などがあるせいで人は騙し合うようになった、とも言っています。
老子は何が言いたいの?
色々な解釈がありますが、人に流されず、自分に素直に生きないと幸せになれないよ、ということがあるでしょうね。
なるほど、一理あるね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。