今回は博者不知(はくしゃふち)です。
いわゆる物知りの人は物知りではない、ということです。
物知りは物知りでしょ?
物を知っている、というのは思い込みが強いとも言えます、感じたままの自分の気持ちではなく知識で決めつけてしまう所があります。
あー、そういうことか。
子供の素直なモノの感じ方の方が素晴らしいと思うこともあるね。
そして、自分を博学と思っているものは知っていることを押し付けようとします、それも「モノの判らぬ者」と言えるのではないでしょうか。
どういうこと?
判らぬはずのことを判る、と知った風なアドバイスをすることなどです。
世の中を簡単にとらえているからこそ、そんなことが出来る、それは「博者」とは言えないということか。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。