今回は知者不言(ちしゃふげん)です。
知恵者ほど軽々しく喋らないものである、ということです。
知るものは言わず、言うものは知らず、という「老子」の言葉です。
でも専門家とかはいっぱい喋るよね。
ここで言う知者は「本当に奥深くまで知っている者」ですから、判らない人に自慢げに喋っても仕方のないことで、言って判る人、考えれば判る人にヒントをあげるようなイメージです。
ひけらかす知識、知者ではない、ってことだね。
真理を知るもの、と言うことです。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。