今回は唖然失笑(あぜんしっしょう)です。
驚き、または呆(あき)れて自然に笑ってしまうこと。
あ、失笑って自然に笑っちゃうってことなんだ。なんかバカにしてるイメージだった。
なるほど。
唖然って、驚き、または呆れる、って、どっちかってこと?
これが難しいのですが「驚き」と「呆れる」混ざっているとも言えます。
驚いて、呆然としている状態と、呆れて呆然としている状態を完全に区分することは難しいのではないでしょうか主観ですからね。
この辺の言葉は、人によって違うのかもしれないね。
そうですね「驚く」だって、お弁当が20円安くて驚くのと、友人が入院して驚くのでは全く違いますよね。
日本語としてはどちらも理解できるけど、明らかに「驚く」の意味が違うね。
ところで、下の方を先に見たんだけど、出典の「呉越春秋」って何?孔子の「春秋」?
いえ、ずいぶん後の時代の「後漢時代」に書かれた趙曄(ちょうよう)の著書です。内容は春秋時代の国、呉と越の歴史です。
へー。なんでその時代に書いたのかなマニアックなやっちゃなぁ。
出典は「呉越春秋」でした。