今回は大成若缺(たいせいはかくるがごとく)です。
本当に完全なものは欠けているように見える、ということです。
じゃあ、完全じゃないじゃない。
例えば、あまりにも、ぴったりしたものは何かあった時に対応できない、と言うことなどもあるでしょ。
なるほど、予備人員が全くいない会社で、何かあったらもう機能しなくなっちゃう、とかあるね。
そういうことです。永久性のあるものは無理せず、窮屈な感じが無い自然なものなのです。
なるほど。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。