今回は正言若反(せいげんじゃくはん)です。
真に正しい言葉はむしろ逆に聞こえる、ということです。
どういうこと?
例えば「お金があれば幸せだ」という言葉ですが、口では「お金だけじゃないよね」と言いつつも人生全体ではお金ばかり追いかけて自分を見失う人が少なくないですよね。
まあね。
でも、細かいお金にこだわることで、色々知ったり倹約自体を楽しみにしている人とは今の話は同じに出来ませんね。
なるほど、一見似ているようでも違うね。
逆に、お金無い、と思うことで楽しみを得ているとも言えます。
しかし、実際にお金がたくさんあっても、全然喜びにつながらないむしろさらに渇望する人もいます。まさに地獄のようです。
じゃあ、何が正しいんだろう?
お金に関しては何かと度を越えやすいものです。やりすぎないことが大切でしょう、しかし、「自分が思うのと反対のことを考えた時にこそ、さらに良いバランスを得られるチャンス」とも言えるのではないでしょうか。
なるほどね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。