今回は居安思危(きょあんしき)です。
問題の無い時でもしっかり用心しましょう、ということです。
そうは思うんだけどねぇ。
ナカナカね。
「安きに居りて危うきを思う」と訓読みいたします。
「安き」な時には満喫したいからつい「危うき」を忘れちゃう。
っていうかさー!!そんなこと言ってたらいつ安らぐの!!
まあ、後のことも考えましょう、ってことですね。
やだ!安らぐ。
そん時はそん時だよ。
この言葉は「居安思危(きょあんしき)」「思則有備(しそくゆうび)」「有備無患(ゆうびむかん)」と「春秋左氏伝」にあります。
平和な時にも危うきを思う、思えば備えて、備えあれば患い無し、ということです。
備えあれば憂いなし、ってことか。
出典は「春秋左氏伝」でした。