今回は強大處下(きょうだいはしもにおる)です。
強いものほど下にある、ということです。
老子だから慣れたけど、どうして強いのに下にいるの?
強く、固く、強情で思い込みが強いものほど壊れやすく、破れやすいから下にいる、ということです。柔らかく弱いものこそ、柔軟に上手に対応する、ということです。
要するに強さを振りかざしては上手く行かない、ということです。
決めつけないでその場その場でしっかり考えろ、ってことかな。
そういうことです。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。