今回は有徳司契(ゆうとくしけい)です。
徳のある人は、恨みに任せて相手から奪うのではなく、法や約束を守り、必要な分だけ罰し、没収する、ということです。
普通の人は嫌いになったり、怒ったりすると根こそぎ取り上げようとする、ってことか。
でも、相手が悪いんだったら仕方ないんじゃない?
その「悪い」も、偏った感情によって決まるものです。
じゃあ、どうだったらいいの?
それが「中庸(ちゅうよう)」要するに極端なことをしないこと、が聖人の道だ、ということです。
なんかピンとこないんだよね。
そんなに判りやすかったら、しっかり状況ごと、ケースごとに深く考えてない、ってことでしょ、そして問題が起きないようにすることは、問題が起こらないので派手さは無いのです。
うーん、なるほど。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。