今回は無徳司徹(むとくしてつ)です。
徳のあるものは約束を守り、徳の無いものは根こそぎ取り上げようとする、という言葉の「徳の無いものは根こそぎ取り上げようとする」の方です。
どういうこと?
徳がある人は、感情に任せず約束をした分だけ受け取ろうとするけど、徳が無い人は感情に任せて人を攻めて、根こそぎ取り上げようとすることを言っています。
なるほど、相手が悪いからどこまで言ってもいい、ってもんじゃないよね。
そういうことです。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。