今回は犂牛之喩(りぎゅうのたとえ)です。
貧しい出身でも成功、出世できる人もいることです。
犂牛(りぎゅう:毛の色の入り混じった牛)の子でも、赤毛で角のまっすぐなしっかりした牛であれば認められる、ということです。
見た目なの?
例えですから、人間なら高い能力を身に付ければ、認められる、ということです。
そうだと良いんだけど、やっぱり豊かな家の人は認められやすいでしょ。
「認められる」「成功する」ばかりにとらわれすぎると「不幸」に気が向きやすくなりますからね。
自分がやりたいことを考えるのも大切だね。
それが、結局「能力」につながるわけです。
出典は「論語」でした。