今回は皮裏陽秋(ひりようしゅう)です。
心の中で批判してそれを表に出さないことです。
皮裏陽秋(ひりのようしゅう)とも読みます。「陽秋(ようしゅう)」は「春秋(しゅんじゅう)」の別名です。
「春秋」って孔子が書いた歴史の本か。
でも、心で批判してそれを表に出さない、ってそんな言葉どこで使うのよ?
人物を評して使われた言葉です。
あー、言わないけど心の中ではメッチャ批判している人を「皮裏陽秋(ひりようしゅう)」って感じの人だね、みたいな。
使うかなー、そもそも表に出さないなら判んないしなー。
判ったら、それはもう、出ちゃってるじゃないさ。
あの人は「皮裏陽秋(ひりようしゅう)」っぽいな、みたいな。
やっぱり使わないなー、なんか陰口っぽいしなー。
君って「皮裏陽秋(ひりようしゅう)」って感じ?
にわとりさんは使わないわ。
出典は「晋書」でした。