今回は泣斬馬謖(きゅうざんばしょく)です。
私情を挟まずきちんとした処分をすること、です。
有名な「三国志」の「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」だね。
あれ?出典が「三国志」とか「三国演義」じゃないの?
「泣斬馬謖(きゅうざんばしょく)」は「十八史略」なんですよね。もちろんエピソード自体は「三国志」などにも出ています。
三国志の諸葛亮(しょかつりょう:諸葛孔明:しょかつこうめい)が、大事にしていた部下の馬謖(ばしょく)を戦いに送り出したけど、軍令を守らず馬謖(ばしょく)のせいで負けちゃったんで、悲しいけど処刑したんだよね。
まあ、当たり前なんですけどね。
「謖(しょく)」っていう字はさ、使わないよね。使ったことないよ。
「謖(おきあが)る」「謖(た)つ」などとも読むんですが、使わないですよね。
一生使わないな。
出典は「十八史略」でした。