今回は道法自然(どうほうしぜん)です。
物事は自然に法(のっと)って行うのが良い。ということです。
じゃあ、放っておいちゃう?
何もするな、のというのではなく狭い考えで勝手なことをするな、ということです。
例えば?
自分のことばかりを考えるのも良くないですが、むやみに自分を虐げることも無いでしょう。
人のことばかり気遣って何もしないのでは何をしに生まれてきたのか判りません。
あ、そういうことなの?
人生うっかりするとやりたくないことばかり、人の言いなりにばかりなってしまいます。それは「恥をかきたくない」「失敗したくない」という自然にない気持ちから発生するイメージです。
そうか、自分の気持ちも自然の一部とも言えるのか。
老子は「人は地に従い、地は天に従い、天は道に則り、道は自然に従う」と言っています。
自然に自分から湧いてくるイメージも自然と言えるかもね。
哲学書の解釈はこれが答え、という簡単なのもではありません。深く考えながら読むのも面白いでしょう。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。