今回は独立不改(どくりつふかい)です。
音も形もなく、そこにあり、限りなく広がり完全に独立して不変のもの、それは「道(タオ)」であり「大」である。という言葉の「完全に独立し不変のもの」です。
そんなものある?
老子曰く、「天」「地」「道」は限りなく広がる「大」であり、「王」もまたそうであるべきだ、と言っています。
「王」は姿あるでしょ。
いや、自然の一部のような「王」を理想だと言っているのです。
そうであってこそ、無限に広がる宇宙のような安心感、生活の一部たり得る、ということでしょう。
そんな人見たことある?
無いです。
まあ、そうだよね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。