今回は下者擧之(ひくきものはこれにあぐ)です。
天の道というのは高きにいるものほど下に向かう力が強くなり、低きにいるものほど上に向かう力が強まる、天は低きものに足そうとし、高きにあるものほど下げようとする、天はそうやってバランスを取ろうとしていることを述べた言葉です。
要するにどういうこと?
慌てんな、ということです。
普通慌てるでしょ。
慌てて何とかなるならそうすればいいでしょう。
なんかイヤな感じじゃん。
「低い」ってどういうことでしょう、周りの雰囲気にのまれて勝手に慌ててもろくなこと無いですよ。
なるほど、とりあえず落ち着いてから考えないとしょうがないね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。