今回は弱之勝強(じゃくのきょうにかつ)です。
「弱いものが強いものに勝つのは難しい、ということです。
それにはものの性質を良く知ることが大切である、水は柔らかく、弱いようでいて、全てのものを押し流す力を持っている。
性質を良く知ったうえでこそ、本当の力、役目が果たせる、それが理解出来ていてこそ、柔よく剛を制することが出来るのだ。
本当の言葉こそ、正反対に聞こえるものだ、という文脈の文章の中にある言葉です。
そこまで聞かないと判りにくい言葉だね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。