かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

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坤為地 用六 象伝 周易 象伝

坤為地 用六 象伝

 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。

 

 今回は「坤為地 用六 象伝」です。

坤為地 用六 象伝

 用六「利永貞」りえいていによろし。です。

 

 象伝では「象曰 用六永貞 以大終也」しょういわく ようりくのえいていはだいをもっておわるなり。です。

 

 「用六」は「本筮法」「中筮法」で「坤為地」が出て、全ての爻が「変爻」になった場合に適用されます。

 

 よって一番一般的な「略筮法」では絶対に出ません。これは「乾為天」の「用九」と同じです。

 

 「利永貞」って?

 

 「坤為地」はしっかりとコツコツ地道に行く感じ、しっかり支える、努力精進するのが「貞(ただ)」しいわけです。

 

 それを「永」って、ずっとしろってこと?

 

 その通りです。それをしっかりやってこそ終わりには大いなる存在になれる、と言うことです。

 

 そりゃ、なるでしょうね。

 

 そして、このことは「全ての陰」についても同じことが言えます。

 

 なるほど、「用六」は「陰」の説明でもあるんだね。

 

 でも、「陰」は「悪」とか「弱い」とか良いイメージじゃない資料も多いでしょ。

 

 「陰」の弱さは「目標に対し力不足」の意味もあります、ですから、しっかり地道に頑張ってそれを乗り越えることを重ねて行けば、大いなるものになれるのです。

 

 そりゃ、そんなことしてたら偉大になるでしょ。

 

 しかし、人はその努力によって「偉大」になった人を「天才」などと言って分けて考えたりします。

 

 そうか、確かにそうだわ。

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

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 周易 象伝

 

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星占いらぼらとりー