今回は多生曠劫(たしょうこうごう)です。
仏教用語で、ものすごく長い永久のような時間のことです。
「劫(こう)」だけでも、ものすごい長い時間だよね、囲碁のルールでも、永久の繰り返しにならないように「劫(こう)」のルールがあるもんね。
多生は?
何度も生まれ変わる、と言うことで、長い時間です。
「曠(こう)」ってあまり見ない字だな。
「曠(こう)」は、ものすごい広々としている、広いけれども何も無い、むなしい、ムダ、などの意味があります。
広いだけ、ってことだね。
親鸞(しんらん)が選定した「高層和讃」に載っています。
出典じゃないの?
こういう言葉は、ありがちな言葉ですから、出典じゃないかもしれないので。
たしかに、四文字を1文字適当に入れ替えても、あんまり変わらないもんね。