今回は実相観入(じっそうかんにゅう)です。
斎藤茂吉が唱えた短歌の写生理論です。表面的な表現にとどまらず、対象に集中し、心を重ねることで対象を心で感じ表現するイメージの行為です。
なにそれ?そのものになっちゃうってこと?
そうではなく、そのものを見た目だけではなく心で感じる、と言うようなイメージです。そのものの「生」を描くのです。
斎藤茂吉は「実相に観入して自然・自己の一元の生を写す」と言っています。
ふーん。
正岡子規の「写生」という「生を写す」というイメージを更に推し進めたイメージとも言えるでしょう。
ちょっとにわとりさんには難しいな。