今回は広廈万間(こうかばんげん)です。
とても広い家のことです。貧しい人を守ってあげたい気持ちも意味します。
広い家は判るけども?守ってあげたい?
この言葉は杜甫(とほ)の詩から来た言葉です。
杜甫がめちゃくちゃ貧しい生活をしていて、あまりにも辛く広い家が欲しいな、と言った詩です。
そうなったら、貧しい人たちをみんな入れてあげたいなー、という感じで終わります。
貧しいってどのくらい貧しいの?
布団は古くなって鉄のように固く冷たい、寝る所は雨漏りで濡れていない所が無い、という感じです。
聞くだけで辛いわ。
ちなみに詩の中では 安得廣廈千萬間 とあります。
出典は杜甫の詩、「茅屋為秋風所破歌」でした。