今回は桜梅桃李(おうばいとうり)です。
さくら、うめ、もも、すもも、のこと。みんなそれぞれ違うので、比べるのではなく個々自分を伸ばしましょう、と言うことです。
たしかに桜梅桃李(おうばいとうり)比べられないところがあるね。
でも、こんなに風流な感じの言葉なのに、美しさを言った言葉じゃないの。
元々は、春の桜梅桃李(おうばいとうり)それぞれの美しさと香りを言った言葉です。後に仏教の日蓮が、人の違いを桜梅桃李(おうばいとうり)に例えて言ったのです。
ああ、そうなんだ。
出典は「古今著聞集」でした。