今回は為道日損(みちをなせばひにそんす)です。
学問をすればするほど要らない知識が増えていく、道を修めれば、要らない知識が減っていく、ということです。
どういうこと?学ばなくていいなら学ばないけど。
かえるさんの考えでは学ぶことは楽しいことですし、大切なことだと思います。しかし、「学ぶ」ことによって「不要な欲望」に導かれて時間をくだらないことに取られていないのか、と言うことです。
「老子」は「学ぶ」ことを勘違いするな、って言いたいのかな。
そうかもしれませんね。「みんながやってるから」という信念の無い学びをしていると損得ばかりに目を取られてしまいがちですからね。
すなわち、本当にやりたいこと以外にはあまり意味がない、と言うことを忘れてはいけない、と言う事でしょう。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。