今回は用管窺天(ようかんきてん)です。
大変、考えが狭いことを意味します。
管から天を見る、ってことかな。
そうです。
ちょっと管から見てみただけなのに、バカにしちゃいけないんじゃない。
まあ、例えですから。全体が見えてないですよ、ってことですから。
判りきってるけど、管から見たらどう見えるかな、と思ってちょっとみたら、視野が狭い、とか言われたら悲しい。
お菓子を食べてたら「お菓子ばっかり食べて」って言われた感じ。
今から宿題やろうとしたのに、「宿題やんなさい!」って言われた感じ。
その例え、良く聞くんですけど、もちろん八つ当たり、の面もありますが、他の日もだいたいやってない、と想定される結果だから「宿題やんなさい!」って言われるんですから、言われても当然、と言う考えを持つべきだと思いますよ。
でも、言われたら、やる気なくなっちゃうんだもん。
いつも結果として宿題をしていたら、言われないでしょ。と言うことはだいたいやってない、ってことですよ。
と言うことは、今やる気だった、と言うこと自体を疑われて当然ですよね。
とは言え、八つ当たりの面もあるでしょう。
広く考えたら、どっちもどっちか。
親が勉強しないと子供も勉強しません。
親が本を読まないと子供も読むようになりません。
子が学ばないのは親の背中を見ているからとも言えます。
そうか、じゃあ、あなたの子供だからね、もちろんやってませんよ、って言えば良いのか。
まあ、言った所でどうにもならないですよ、トンビはタカを産まないものです。
こんなことで悩むことが「用管窺天(ようかんきてん)」かもね。