今回は蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)です。
七十二候の1つで、二十四節季の啓蟄のうちの初侯にあたります。だいたい、3月6日から10日くらいの期間です。七十二候は二十四節季を3つに分けたものです。ちっちゅうけいこ、とも読みます。
虫が戸を啓く、って虫が勝手にドアを開けてきたらイヤだな。うちには来ないで欲しい。
冬眠から覚めて、地面から出てくる感じですよ。
あ、なるほどね、ほんとの戸じゃないんだ。
すごいパワーだから驚いたよ。
寒い冬が終わって、本格的に春になってくれば、人も動物もみんな活発に動き始めますね。
そうだね、立春なんて実際は冬だもんね。
そして、虫たちが動き出せば、次は「桃始笑」(ももはじめてさく)です。
3月11日から15日くらいの期間です。
「笑」って書いて「さく」って良いね。
昔の表現ですが、趣(おもむき)がありますね。