今回は矮子看戯(わいしかんぎ)です。
知識がないことの比喩、自分の考えがなく周りに流されることを意味します。
言葉自体はどういうことなの?
「矮子(わいし)」は、小さい人です、「看戯(かんぎ)」は観劇、劇を見ることです。
背が小さくて、良く見えてないのに周りの人が喜んでいるから楽しいふりをしたり、笑ったりすることです。
なるほどね。
この言葉の出典は「五灯会元」です、「朱子語録」には 矮人看戯 と出ています。
清の時代の詩、趙翼の「論詩」にも 矮子看戯 と出ています。